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    >  TCP/IP接続の有効化 >  IPアドレスの設定

IPアドレスの設定

TCP/IP接続で使用するIPアドレスの設定を行います。 この設定はサーバPCに対して行います。 クライアントPCについては設定の必要はありません。

SQL Serverにリモート接続するIPアドレスの設定は複数ありますが、ここではポート番号を固定にして、有効化する方法で設定を行います。

TCP/IPのプロパティ 「IPアドレス」タブ

「Sql Server Configuration Manager」画面

「IPアドレス」タブをクリックすると、IPアドレス、ポート番号等の設定を行うことができます。

IPアドレスは、右図のようにIP1~IP7, IPAllなど多くの設定があります。 これはIPV6という比較的新しい通信規格に対応しているためで、IPアドレス欄が「アルファベットと数字、コロン(:)」で表記されているものが IPV6という新しい通信規格に基づいた設定です。

一方従来のIPV4という規格では、「数字とピリオド(.)」で表記されたものになります。 図中、IP1はIPV6の設定を表し、IP2がIPV4の設定を表しています。

見積大臣®シリーズでは、従来のIPV4という規格で接続しますので、IPアドレス欄が「数字とピリオド(.)のみ」で表記されたものについて設定します。

具体的には、図中の各設定値を以下のように変更します。
  IP2
    ・Active    「はい」
    ・Enabled   「はい」
    ・TCP Dynamic Ports  「0」をクリア
    ・TCP Port   「1435」を入力

変更が終わって、確認できたら、念のため[適用]ボタンをクリックして下さい。

次に「IP All」の設定を行いますので、スクロールして一番下の設定を表示させて下さい。

その他にも「127.0.0.1」のIPアドレスの設定がありますが、こちらは関係ありませんので、そのままで結構です。

TCP/IPのプロパティ 「プロトコル」タブ  IP All

TCP/IPのプロパティ

「IP All」の設定は以下のように行って下さい。

  ・TCP Dynamic Ports 「0」をクリア
  ・TCP Port     「1435」を入力

変更が確認できたら、[適用]ボタンをクリック後、[OK]ボタンをクリックして画面を閉じて下さい。

SQL Serverサービスの再起動

SQL Serverサービスの再起動

「SQL Server構成マネージャ」画面左側の「SQL Server のサービス」を選択して、画面右側の「SQL Server(K_CORE2016)」をダブルクリックします。

SQL Serverサービスの再起動

「SQL Server(K_CORE2016)のプロパティ」画面が表示されますので[再起動]ボタンをクリックして下さい。

SQL Serverサービスが再起動されます。

お知らせとご注意

  1. SQL Serverでは、その他にも「1434(UDP)」ポートを使用します。これについての設定は特にありません。
  2. IP2の設定欄に「IP Address」の設定がありますが、変更しないでそのままにしておいて下さい。

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