トップ > サポート情報 > 用語解説 > 経営指標 > 資本性借入金
資本性借入金は、金融機関が企業等の財務状況を判断するに当たって、負債ではなく、資本とみなすことができる借入金のことです。 既存の「借入金」を「資本性借入金」の条件に合致するように変更することによって、以下のメリットがあります。
長期の「期限一括償還」が基本で、資金繰りが楽になります。 さらに、業績連動型の金利設定が基本で、業況悪化時は金利が低くなります。
「資本性借入金」を資本とみなすことで、財務内容が改善され、新規融資が受けやすくなります。
資本性借入金は、借入金でありながら、債務者の評価において資本とみなして取り扱うことが可能なものであることから、 貸出条件の面において、資本に準じた性質が確保されていることが必要と考えられます。 基本的には、償還条件、金利設定、劣後性といった観点から、 資本類似性を判断することとなります。
資本性借入金は、償還までの残存期間が5年未満となった負債については、 1年毎に20%ずつ資本とみなす部分を逓減させる取扱いになります。
担保付借入金は、基本的には、「資本性借入金」には該当しないものと考えられます。
日本政策金融公庫「新型コロナウィルス特別貸付制度」については「資本性借入金」とみなして取り扱うことが可能なものと考えられます。
中小企業活性化協議会版「資本的借入金」については「資本性借入金」とみなして取り扱うことが可能なものと考えられます。
「資本性借入金」とみなして取り扱うことが可能なものと考えられる関係省庁等の施策の代表例はこちらをご覧下さい。
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