KnowledgeCore
T9012801004005
株式会社ナレッジコア®

トップ >  サポート情報 >  用語解説 >  ネットワーク関係 >  Wi-Fi >  MLO(Multi-Link Operation)

MLO(Multi-Link Operation) | 用語解説 | サポート情報

MLO(Multi-Link Operation)は、複数帯域の電波を同時に使う技術です。 例えば、5GHz帯と6GHz帯を同時に使って通信速度を高めたり、電波状況などに応じて利用帯域を瞬時に切り替えたりできます。 Wi-Fi 6でもバンドステアリングという機能で、 利用帯域を切り替えられますが、切り替え時には認証作業が発生するため通信が切断されます。 MLOでは切断せずに通信を継続できます。

マルチリンク伝送

従来のIEEE 802.11無線LAN規格では、単一のアクセスポイント(AP)または端末(STA)はそれぞれが独立して動作を行っていましたが、 マルチリンク伝送ではマルチリンクデバイス(MLD)と呼ばれる1つの筐体に実装された複数の無線機能を連携・協調させ、 MLD間(複数のAPを搭載するAP MLDと複数のSTAを搭載するSTA MLD間)で伝送路(リンク)を複数確立し用いることで、高速・高信頼な伝送を可能にします。 マルチリンク伝送では、異なるデータを並列伝送し伝送速度を向上させる、同一のデータを並列伝送しデータ受信の信頼性を向上させる、 制御情報や高優先データを送信する際、もっとも品質の良いリンクを選択する等の伝送形態が考えられます.

マルチAP協調・連携技術

複数APが協調伝送する「マルチAP協調・連携技術」では、複数のAPが協調し、複数のSTAと同時送受信する「マルチAP協調・連携技術」も規定予定です。 こちらも信頼性の向上や高速通信が可能になります。マルチAP協調・連携技術では、複数のAPからの電波が干渉しないように、いくつかの機能形態の検討が進んでいます。

関連・参考サイト

  1. 日経クロステック 通信速度と干渉対策を強化、策定が進む無線LANの通信規格「Wi-Fi 7」とは
  2. 日経クロステック 次世代無線LAN「IEEE 802.11be」の新機能「マルチリンク」とは?
  3. NTT技術ジャーナル IEEE 802.11作業班における次世代無線LAN標準化の最新動向

お知らせ・ご注意

  1. 経審大臣®シリーズは、令和7年7月経審改正方針令和7年4月注記表様式改正に対応しています。
  2. 製品ラインアップ・価格改定のお知らせはこちらをご覧下さい。
  3. 弊社製品購入にかかわるインボイス(適格請求書)が必要な場合はこちらをご覧下さい。
  4. 製品サポートは、最新バージョンのみのサポートとなっております。 旧バージョンにつきましては、サポート対象外です。
  5. 弊社製品は直販のみとなっておりますので、お客様登録の必要はございません。 (*)お客様登録は商品発送を行った時点で完了しています。
  6. 弊社関連会社の経営状況分析機関では、 経営状況分析手数料8,800円(税込)です。

トップ
 ・資料請求
経審ソフト 経審大臣®シリーズ
見積ソフト 見積大臣®シリーズ
工事経歴書ソフト 入札大臣®
建設業許可ソフト 更新大臣®
お申し込み
 ・オンラインショップ
 ・保守契約
サポート
 ・インボイスの発行
 ・新しいパソコンへの移行
 ・Office 2024
 ・Windows 11
 ・Windows Update
 ・エクセル出力
 ・ライセンス認証
 ・お問い合わせフォーム