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SIP(Session Initiation Protocol) | 用語解説

SIP(Session Initiation Protocol)は、アプリケーション層で2つ以上の相手に対して、音声や映像、 テキストメッセージの交換などを行うために必要なセッションの生成・変更・切断を行うプロトコルです。 SIPは、リアルタイム通信のためのプロトコルの本命とされており、IP電話、テレビ電話、ビデオチャット、テレビ会議、 インスタントメッセンジャーなど様々なリアルタイム性が要求されるアプリケーションで採用が進んでいます。

標準化

SIPは、IETF(Internet Engineering Task Force)で標準化が行われ、1999年に初版が登場し、2002年に発行されたRFC3261において、 スタンダードトラックとして規定されました。 SIPにおけるメッセージは、テキストで記述され、また、HTTPやSMTPを例に設計されたため、シンプルで拡張性が高く、 インターネットと親和性が高いと言われています。 そのため、実装は、H.323に比べ容易となり、IP電話で用いられるシグナリング・プロトコルは、H.323やその他の独自ベンダープロトコルから、 SIPへ統合されつつあります。

メカニズム

インターネット技術を基本としたSIPは、HTTPをベースとしています。 つまり、メッセージはテキスト形式で、リクエスト/レスポンスの形式を取っています。 ただし、HTTPとは異なり、トランスポートはUDP・TCPの両方に対応し、UDPがデフォルトです。 このため、SIPではUDPによるパケットの欠落に備え、メッセージ再送の仕組みが盛り込まれています。

メッセージ

実際のSIPのメッセージは、HTTPと同様にスタートラインとヘッダ情報、空白行を挟んだボディ部に分けられています。 SIPで規定されているのは、このメッセージの基本構造と、スタートラインとヘッダ情報についてで、ボディ部に関してはSIP自体では定められていません。 通常、VoIPではSDP(Session Description Protocol)と呼ばれる記述構文を使い、 音声などのメディアストリーミングのIPアドレスや圧縮形式といったセッション情報を、このボディ部に付けています。

関連・参考サイト

  1. JPNIC インターネット10分講座:VoIPとSIP
  2. ITmedia 5分で絶対に分かるSIP

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